dunhillが消えると噂を聞いた。
語弊があるので詳しくいうと「大規模な縮小」だ。
多少なりともOld Brairを蒐集する自分としては、このニュースに対して
「ついにdunhillにも来たか」という気持ちと、「dunhillにまで来たか」という気持ちが半々で去来した。
パイプスモーカーの先輩にあたる方からメールが入った。
メールの内容は
「dunhill White Spotの商標登録が2009年で終了していて更新されていない」というもの。
取り急ぎwhitespot.co.ukにアクセスしてみる。TOPのflashの起動後メニューページが表示される。
・・・改めてみると
「flash等のyearの数字が2008のまま」なのだ。2009年に更新などされていない。
現在のdunhillは往年の姿など見る影もない。なんなら銀座のダンヒルショップとやらに足を運んでみると良い。店に入るなり半可通な小娘が「当店はパイプ関連は受け付けておりません。」と何も言っていないのに、そう話しかけてくる。これを読んでいるニッチな趣味の方で興味があるならライターのオーバーホールと言って見積もりをとってみると良い。
その見積書の右下には
「リシュモングループ」と慇懃に印刷されているから。そう、ブランド名「dunhill」なのだ。
往年のdunhill pipesは切り捨てられていた。その上dunhillブランドのたばこは姿を消している。
残念ではあるが2010年1月6日現在、パイプの代名詞「The White Spot」は過去の遺物の仲間入りをしたことにある。
その話を行きつけのタバコ店で聞いた自分はLB 1962 Shell にLondon Mixtureを詰め,1940年代のユニークオイルライターで着火してdunhillが経てきた100年を偲ぶことにした。
奇しくも、20余年前の今日は自分の祖父が斃れた日である。明日は命日だ。
喫煙という文化は新大陸発見より「未来を拓く」文化とともにひっそりと我々のそばに寄り添って歩んできた。祖父の命日に、ラタキア香に昭和の想いをのせて細く煙を夜空にあげることにする。
ピアノブラックのマウスピースに1つ、輝ける象牙の白い星は
夜空に上って本当のお星さまになったのさ。
さようならdunhill。
※といってもパイプ自体は生産量絞って発売するみたいだし、当分なくならないので暫くは入手の機会はあります。今回はdunhillが廃れていくのをまさに実感したので日記にしてみました。
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